rampo
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瀬戸内の穏やかな海。そして、見上げると晴れの国、岡山の空は今日も清々しい優しいブルー。目の前に点在する島々はどこか碧がかった、浅葱色だろうか?陽ざしでどんどん変わっていく。紡績の街、倉敷に生まれ育った幼心に刻まれた織機の音色。郷愁に誘われて筆を持つ。そう、それがRAMPOのはじまりなのだ。水墨画で出会った墨の色の奥深い世界が今に繋がる藍染作家としての原点。職人の右手と生業人の左手、そこから生み出されるのは自然へのオマージュを込めたコレクション。藍に魅せられ、藍で遊ぶ、RAMPO我が人生のストーリー。
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「ファッションは農業である」綿花や麻など繊維原料は土壌からなると言う例えがあるが、同じく「ファッションは漁業」「ファッションは林業」にも通ずると言っても過言ではない。土壌や水、海水、山、自然そのものがモノづくりのベースとなっているのだ。染色や織物の世界で自然との闘いにも似た関わりを数多く学んだ。なぜ故に人は、それを必要としたのか?なぜ故に人は、それを見つけたのか?なぜ故に人は、このカタチにしたのか?他に手法はないのか?そう思いつめたら眠れなくなる。
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藍白から濃紺、RAMPOが生み出す22色の藍色
20代、墨の世界に惹かれ始めた水墨画。30代で織物、テキスタイル業界に
入り藍と出会う。藍染が織りなす藍の世界に魅了される。そして、400有余年続く墨作りの老舗である奈良の古梅園さんでの貴重な経験。墨の色のバリエーションに驚き、感動。藍色の深さと重なり、さらに藍が好きになった。
墨の黒で目覚め、藍を知り、そして今も藍色の表現を探求している。
人と出会い、モノづくりに出会い、冒険を求めて旅を続ける。
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全てのモノづくりのアイデアソースは古布にある
自ら藍に没頭して藍染め時の色の変化や年代ごとの経年変化を見つめてきた。
柄行きや古布特有の表情を今後の染めに生かしたいと手法や染料開発を模索。
一枚の古布に魅了され、古布が生きた時代背景など想いを巡らせながら
日本のデニム開発へと辿り着く。
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