藍に夢中になった
「藍色の島日本」、深く澄んだ藍色に魅せられて来た日々。
それは、人に言い換えれば「心の奥の本音」を引き出す
作業表現することに等しく、毎日が、探求心の塊であった。
日本人が素直に表現しようとしない心の奥にある「愛」も同じであると
私は思う。日本の色=藍色、愛を、心の代弁者として、その物語を伝えたい。
私が選んだ一つひとつの形を、言葉を。
ここから生まれた「AISHITERU」のブランド。
この愛=藍色をどう表現すればよいか、どう伝えれば良いか、
愛を形に。色々な形で、多くの人に伝えたい、届けたい。
MOMOTARO JEANS / JAPAN BLUE CO., LTD 創業者
藍染作家RAMPO
真鍋 寿男
「藍染こそ日本の文化である」
染めるという技は、人だけの技術ではなく色の背景にある植物の命が
色を通して映し出されているのであり、こちら側にそれを受け止めて
生かす素地がなければ色は命を失うのである。
植物にはすべて周期があって、期を逸すれば色は出ない。
たとえ色が出ても、精ではない。たとえば、美しい花を咲かすために
樹全体が、その時期の到来を待って、じわじわと体に貯めている声明を
取り出す技なのです。植物染料は、色が生まれるというのが適切で染師は、
自然がそこに準備し、貯めておいたものを導き出す手伝いを
しているのであって、工夫といったものではなく、
自然に適うということなのである。




私は深く澄んだ藍色に魅せられ、自身の半生35年を藍(青)に没頭してきました。中でも日本発、世界No1を目指したデニム生地、ジーンズ作りでは、原綿糸から染め織、縫製、全てに職人の拘りと誇りを傾注し今や世界から高い評価をいただくまでになりました。私の根底にあるのは既成概念にとらわれない人とは違う視点での開発と提案です。新ブランド「AISHITERU」は私の人生そのものであり、モノづくりへの永遠の愛を表現した集大成と言えるでしょう。
